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犬の学習・行動原理_行動とは?

こんにちは、フントフントの清峰です。
今回は犬の行動について、そもそも行動とはなんなのかというお話です。ちょっと難しい書き方ですが・・・

行動の定義は?

行動とは犬が行うこと、行為のことです。しかし、もし「犬が怒っている」といえば、それはその犬の行動を特定したのではなく、ただ行動にラベル付けをしただけということになります。もし、怒っているときにその犬がしたことをあげれば、それは行動を特定したと言えます。例えば、アルは牙を剥いて、唸り声をあげていると言えば、これは「怒っている」とラベル付けされるような行動を記述したことになる。

行動には以下の特徴があります。

行動には測定できるいくつかの次元がある

頻度:行動の頻度を測定することができる

アルは、1時間に3回おしっこをした。というように行動が起きた回数を数えることができます。

時間:持続時間を測定できる

アルは15秒間吠えた。というように行動が起きてから止まるまでの時間を計ることができます。

強度:行動の強度を測定できる

○○デシベルの音量で吠えた。というように行動の物理的な強さを表すことができます。

行動は他者あるいは自身から観察、記述、記録ができる

行動は物理的な次元を持つ一つの行為なので、その生起は観察することができます。

行動は観察可能なので、その行動を見ている人は、その行動を記述でき、その生起を記録することができます。
ただし、自分自身からしか観察できない内潜的行動(考えるなど)に関しては他者から測定不能なのでドッグトレーニングにおける行動とは、主に他者から観察できる行動を指す。

行動は環境に影響・効果を与える

ある行動が生起すると、それによって環境に何らかの影響・効果を与えます。

影響・効果がはっきりしている場合もあれば、環境への影響が分かりにくい場合、行動した自身にだけ効果がある場合もあります。

行動には法則性がある

行動は環境事象の法則的な影響を受けて生起します。

つまり環境事象が、行動の原因となっているので、行動を変えようと思った場合は、環境側の事象をかえることが考えられます。

行動には顕在的行動と内潜的行動がある

行動には、他者からも観察できる顕在的行動と、思考のように他者からは観察できない内潜的行動があります。

まとめ

今回はそもそも行動って何?というお話でした。

ドッグトレーニングは、その行動の理由、なぜその犬はその行動をしたのかを理解するために、その行動と環境の機能的な関係を特定し、行動を変えることができるように、行動に影響を及ぼしている環境事象を変えること考えます。

まず行動の定義をしっかり理解することがその第1歩だと思っています。