お客様の声はこちら

犬の学習理論 レスポンデント条件付け 犬の感情が変わる仕組み

こんにちは、フントフントの清峰です。
今回は、犬の感情が変わる仕組み、レスポンデント条件付け(古典的条件付け)についてのお話しです。

我が家の愛犬アル
ミニチュアダックスフンド  12歳 オス

の例をお話ししましょう。

キャリバックとレスポンデント条件付け

アルは、僕がキャリーバッグを出すと、大喜びしてバッグに飛び込みます。
さて、何故アルはキャリーバッグを見ると大喜びするのでしょう?

そうです。
アルは知っているのです。
キャリーバッグが出てきたということは、僕と一緒にお出かけをするのだということを。

元々は、キャリーバッグというのはアルにとって何の意味も持たない存在でした。
しかし、キャリーバッグに入ってお出かけをするという経験を繰り返したアルは、

キャリーバッグ = お出かけの合図

ということを学習したのです。
その結果、アルはキャリーバッグが出てくるとうれしくなるのです。

これがレスポンデント条件付けです。

レスポンデント条件付け(古典的条件付け)

元々は、犬にとって何の意味も持たなかった出来事が、その後に起こった出来事に対するうれしいという感情と結びつき、犬にとってうれしいもの(またはイヤなもの)に変わるという学習をレスポンデント条件付けといいます。
図にするとこんな感じです。

キャリーバッグ = 特に意味のないもの

キャリーバッグでお出かけという経験を繰り返す

キャリーバッグとお出かけのうれしい気持ちが結びつく

キャリーバッグ = うれしいもの

もちろん、反対にイヤな感情とも結びつきます。

ブラシ = 特に意味のないもの

ブラッシングで毛を引っ張られ痛い経験を繰り返す

ブラシとブラッシングのイヤな(痛かった)気持ちが結びつく

ブラシ = イヤなもの・怖いもの

という感じです。

ちなみに、レスポンデント条件付けのことを、古典的条件付けとも呼びます。

ピンポンに吠えるのもレスポンデント条件付け

よく聞くお悩みが、〈ピンポンに吠える〉ということ。実はこれもレスポンデント条件付け(古典的条件付け)なのです。

ピンポンで吠える犬にとって、ピンポンの音はイヤなものなんですね。
しかし、ピンポンの音も、元々は犬にとって何の意味も持たないものでした。
それでは、どんな経験をするとピンポンの音がイヤなものに変わるのでしょうか?

ピンポンの音の後に何が起こったのか?

・知らない人が入ってくる
・飼い主さんが慌てて出て行く

などが考えられます。
いずれの場合も、ピンポンの音がなることは、犬にとってイヤなことの合図になっているのです。
そして、ピンポンの音を聞くことで、警戒や怖さという気持ちになり、それが吠えるという行動に現れるわけです。

まとめ

今回は、犬の感情が変わる仕組み、レスポンデント条件付け(古典的条件付け)のお話しでした。
うちの犬は名前を呼ぶと隠れるんだけど!
という飼い主さん、名前を呼んだ後には、楽しいことが起こる。そんな経験をたくさんさせてあげたらきっと名前を呼ばれることが好きになりますよ♪

最後まで読んでいただいてうれしいです。ありがとうございました。