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すごい!! 計算ができる馬「賢馬ハンスのお話」

こんにちは。hundhundの清峰(きよみね)です。

今回はすごい動物シリーズ!なんと計算ができるという馬のお話です。

計算ができるすごい馬 賢馬ハンスって?

計算問題

19世紀末~20世紀初頭にドイツで有名になった馬。
人の言葉がわかる、計算もできるということで話題になりました。
飼い主のヴィルヘルム・フォン・オーステンが簡単な計算問題をだすと、なんと蹄で地面をトントン叩いて答えるということ。
実際に飼い主が強いさな黒板にチョークで計算問題を書いて見せると、ハンスは蹄で地面をトントン叩いて正解を答えた。
例えば「5+2=」と見せると、蹄で床を7回叩きます。

ほんとうに計算してるの?

1904年、心理学者のカール・シュトゥンプが中心となって調査委員会が立ち上げられました。
カール・シュトゥンプらの調査の結果は・・・・
ハンスは本物!トリックの可能性はないとのものでした。つまりハンスは本当に計算をして答えをだしていたという事です。この後ハンスは益々話題になり、「クレバー(賢い)・ハンス」と呼ばれるようになりました。

心理学者オスカー・フングストンによるさらなる調査

1907年、心理学者のオスカー・フングストンによって更なる調査が行われいました。
オスカーは飼い主であるフォン・オステンとハンスにいくつかのテストをしてみました。

  • 式を書いて見せるのではなく、読んで聞かせる
  • ハンスに目隠しをして問題を読む
  • フォン・オステンが答えをしらない問題
  • ハンスからフォン・オステンが見えない状態で問題をだす

テストの結果わかったことは、ハンスはフォン・オステンが答えを知らない設定の問題は答えられないということ。
これは、意図的であったかどうかは別として、フォン・オステンが何かしらの合図をハンスに送っているということでした。

解明された謎の答えは無自覚な合図

さらにテストを繰り返すと、ハンスが正解を答えられるのは、フォン・オステンの姿がハンスから見えるときだけだという事がわかりました。フォン・オステンが壁の後ろにいたり、ハンスに目隠しをすると問題に答えられませんでした。

フォン・オステン以外の人手も出題者や観客がハンスの視界に入っているときも正解することができました。

このことから、オスカー・フングストンは観察の対象をハンスから飼い主のフォン・オステンに変更することにしました。

フォン・オステンを注意深く観察した結果、ハンスが床を叩いている間、フォン・オステンの眉毛が下がり、正解の回数を叩いたとたんに、まゆげが上がったということでした。
オスカー・フングストンはこの仮説を検証するために自分でテストを行いました。
何も言わずにハンスの前で眉毛を下げてみました。するとハンストントンと蹄で地面を叩き始めました。そして眉毛を上げるとハンスは地面を叩くのをやめました。

つまりハンスは、フォン・オステンが眉毛を下げたら蹄で地面を叩き、眉毛を上げたらやめるという行動をしていただけで、計算をしていたわけではなかったのです。

まとめ

いかがでしたか?賢馬ハンスのお話でした。

ハンスは問題に正解するとニンジンやパンのご褒美を貰っていたそうです。
つまり、フォン・オステンは、眉毛の合図に合わせて、ハンスが地面を叩いたりやめたりすると、ご褒美をあげるというトレーニングを(無自覚に)していたという事ですね。

ワンちゃんとの生活においても飼い主さんが無自覚にトレーニングをしてしまっていたり、飼い主さんのちょっとした行動がワンちゃんの困った行動のきっかけになっていることがあります。

犬は言葉を持たない動物なので、飼主さんのじぐさや表情を敏感に読み取ります。
ワンちゃんの行動と自分の仕草を注意深く観察してみると面白い発見があるかも知れませんね。